オーストリア、ニーダーエスターライヒ州にある発電会社、WEB Windenergie AGのデモ用駐車充電システムでは、充電ステーションからの充電に直流電流を使用する計画でした。直流のメリットは電気自動車への充電をより高速に行えることです。これを多数の給電ポイント、すなわち充電ステーションで、可能な限り柔軟に実現したいと考えたのです。しかし直流の場合、従来の交流電流(AC)による充電に比べて安全上のリスクが大きいため、駐車システムと充電ステーションをすべての当事者にとって安全かつ効率的なものに構築する必要がありました。そこでWEB Windenergieは有能なパートナー、ピルツの協力を得ました。デモ用設備の中央制御インスタンスにオートメーションシステムPSS 4000を採用することで、要求される安全を確保することができました。
安全な(再)充電
直流電流でe-モビリティの高速充電
安全なエネルギーのためのオートメーション
目標は、5ヵ所のe-パーキングスペースで各10kWの充電を可能にし、それぞれの充電モジュールにDC保護を実装することでした。最重要課題は安全であり、安全な回路、すべての安全コンポーネントへの配慮、そして最新の制御技術が鍵となります。それに加えて、直流、交流の両方のネットワークの安全要件を網羅する安全コンセプトが求められます。これらの課題を解決した包括的なソリューションが、現在使用しているオートメーションシステムPSS 4000のPSSuniversal PLCコントローラです – このコントローラは安全要件を満たすと共に、配電盤を監視します。切り替えマトリクスを接続すれば、選択した定義済みの充電モジュールを適切な充電ポイントに接続させることもできます。さらにその他の安全装置、たとえば非常停止回路なども管理できます。こうしてW.E.Bは最高の安全性を備えた電気自動車の充電システムを実装することができたのです。
さまざまな利点
- 充電モジュールの並列接続に対応
- 万一の故障発生時も駐車充電システムの完全停止を回避
- 直流、交流両方のネットワークの安全性
お客様の声
私たちはピルツと話し合い、当社の要件を満たし、システムに完璧に適合するオートメーションシステムPSS 4000を選択しました。最終的に専門家のアドバイスに納得し、最適なソリューションだと確信したのです。
WEB Windenergie AGについて
WEB Windenergie AG (略称W.E.B)はオーストリアのニーダーエスターライヒ州を拠点にグローバルに事業を展開する発電会社で、主に風力と太陽光を利用したグリーン電力を生産しています。2024年には284の風力タービン、50の太陽光発電システム、2つの小型水力発電プラントが、オーストリア、ドイツ、チェコ共和国、フランス、イタリア、カナダ、米国など計132ヵ所で稼動しており、合計735メガワットの生産キャパシティを有しています。
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