IndustrialPI 4は真のオールラウンドプレイヤーとして、きわめて多様なアプリケーション要件にも対応できます。それを可能にしているのは、オープンなLinuxベースのオペレーティングシステムとモジュラ式のハードウェア設計です。ユーザはIndustrialPI 4をIIoTゲートウェイ、エッジデバイス、ソフトPLC、産業用PCのいずれとして使用するかを必要に応じて選択できます。そのため、システムをさまざまな要件に柔軟に対応させることが可能です。
IIoTやオートメーションのプロジェクトを実装するためのデバイス
IndustrialPI 4 – 産業用PC
お客様のアプリケーションに合わせてカスタマイズされたソリューション
個々のアプリケーションのプログラミングのための多彩なオプションには、Node-RED、Python、直接C言語プログラミングなどが含まれます。IndustrialPI 4はモジュラ式構造を採用しているため、ベースユニットに適切な増設モジュール (I/Oなど) をコンフィグレーション可能です。増設モジュールはプラグインコネクタを用いてツール不要でベースユニットに接続でき、コンフィグレーションもグラフィカルユーザインタフェースで簡単に行えます。
IndustrialPI 4は2個のEthernetソケットを備えているので、デバイスをオートメーションネットワークとITネットワークに同時に統合することができます。機械のデータを生産現場から、たとえばModbus TCPを介して、クラウドや上位のITシステムへMQTTやOPC UAのフォーマットで転送できます。
技術データ:
- プロセッサ: Quad core Cortex-A72 (1.5 GHz)
- RAM: 4 GBまたは8 GB RAM
- メモリ: 32 Gbyte eMMC
- インタフェース:
- 2×USB A 3.2 Gen 1、
- 2×RJ45 GBit Ethernet、
- 1×RS485、1×Micro USBソケット、
- 1×Micro HDMI2.0a (4K)、
- 2×PiBridge
- 8 GBバージョン向けオプション: WLAN/BTアンテナ (2.4 / 5 GHz) 接続用として、1×RP-SMAソケット
- 保護等級: IP 20
- ハウジング寸法 (高さ×幅×奥行き): 96×45×110.5 mm
さまざまな利点:
アナログセンサ、デジタルセンサ、アクチュエータを接続可能な追加の増設モジュールをご用意しています。ベースユニットの仕様に応じ、最大10台のモジュールを接続可能。各モジュールは最大16点の入力 / 出力をサポートします。
- クラウド:
IndustrialPI 4はAWS、MS Azure、Cumulocityなどの主要なクラウドプラットフォームの認定を取得済みであり、OTとITの世界を結ぶ理想的なIIoTゲートウェイとして機能します。
- プロトコル:
PROFINET、EtherCAT、Modbus、MQTT、OPC-UAなど各種の産業用プロトコルを広くサポートしているので、OTレベル、ITレベルの両方で多様な産業環境にシームレスに統合できます。
- プログラミングと制御:
IndustrialPI 4の特徴の1つに、オペレーティングシステムにLinuxベースのRaspbianを採用したことによるプログラミングの柔軟性の高さがあります。このオペレーティングシステムにより、CODESYS / Node-RED / Pythonを搭載したソフトPLCなどの、さまざまなアプリケーションをシームレスに実装できます。
- 周辺機器:
ベースモジュールは汎用性がきわめて高く、従来のIPCと同様に産業用アプリケーションに理想的です。モニタ / タッチスクリーン用のHDMI出力と、マウス、キーボード、その他の周辺機器 (カメラ、スキャナなど) が使えるUSB接続により、幅広いアプリケーションに適したオプションを提供します。
- ネットワーク:
IndustrialPI 4は2個のRJ45 Ethernetソケットを備えているので、2つの異なるネットワークに同時に組み込むことができます。さらに、4-pin RS485ソケットを介してModbus RTUセンサも接続できます。