ファミリービジネスはドイツ経済の特徴です。革新と品質への意欲、そして継続性と価値志向を兼ね備えています。ドイツの著名な出版社であるPrestel Publishingは、『The Secrets of German Family Businesses』という本の企画で、これまであまり表に出ることのなかったドイツのファミリービジネスの世界に光を当てています。本書ではまず、数多くの成功したファミリービジネスが、ドイツ経済の成功と将来にわたる競争力の維持にどのように貢献しているかを解説しています。その後、ドイツのファミリービジネス50社を取り上げ、それぞれの成功ストーリーを紹介しています。その中には、機械安全のパイオニアとして知られるオートメーション企業ピルツも含まれています。
オストフィルダン, 2026/03/04
国際書籍プロジェクト『The Secrets of German Family Businesses』:ドイツのファミリービジネスの成功モデルとしてピルツを特集。その舞台裏を紹介
『The Secrets of Family Business』は2部構成になっていて、エッセイパートでは、第一線の専門家がドイツのファミリービジネスを取り巻く現在および将来のテーマについて解説しています。第2部では、とりわけ優れた取り組みで注目されるファミリービジネスを取り上げています。中心となるテーマは、価値観、成功戦略、イノベーション、そして伝統です。
三代にわたり事業を継承してきたファミリービジネスとして、ピルツは本書で取り上げられる50社の1社に選定されました。
ガラス工房から世界を守る存在へ
1948年、ヘルマン・ピルツとヘルタ・ピルツが創業した小さなガラス加工会社は、ペーター・ピルツの決断によりテクノロジー分野へと舵を切り、安全オートメーションのパイオニアへと飛躍。世界市場をリードする企業へと成長しましたその歩みは、第二次世界大戦後のドイツの経済復興そのものを象徴しています。
現在は兄妹であるスザンネ・クンスチャートとトーマス・ピルツが同社とその42の子会社を率いています。安全のアンバサダーとして、ピルツは世界規模で安全とセキュリティに取り組んでいます。
機械安全分野のパイオニアとして世界的に高い評価を受けるピルツは、世界初の安全リレーPNOZや、初の安全なフリープログラマブル制御システム(PLC)PSS3000を世に送り出し、産業の歴史に新たなページを刻みました。近年においても、オストフィルダンに本拠を置くこのファミリービジネスは、多様な取り組みと革新への強い推進力を発揮してきました。技術革新の潮流をいち早く捉え、Industrie4.0への移行を積極的に推進してきました。
「ピルツは絶えず変化を遂げてきました。変革の時代に共通しているのは、革新への喜びです」とスザンネ・クンスチャートは成功の秘訣を語っています。
「ドイツの家族経営の秘訣」が一目でわかる
出版社:Prestel Publishing
言語:英語
出版日:
- 2025年12月17日(ドイツ、オーストリア、スイス)
- 2026年1月20日(英国)
- 2026年3月3日(米国)
販売価格: 65ユーロ / 55ポンド / 70米ドル
ページ数:304
ISBN: 978-3-7913-9190-8