モジュラ式・分散型の生産設備の迅速な試運転は、デジタル化された産業生産の重要な要素です。この目的のために、ピルツのIO-Link SafetyシステムにおけるIO-Link SafetyマスタPDP67が新たに利用可能になりました。これによって、現場での双方向通信を簡単に実現できます。上位の安全コントローラに対する分散型インタフェースとして、IO-Link Safety対応の安全センサや一般のIO-Linkセンサ、アクチュエータなど、さまざまな接続を可能にします。ユーザは、現場レベルでの柔軟でシームレスかつ安全な通信の利点を享受できます。安全関連通信であれ、一般通信であれ、最高レベルのカテゴリPLe / SIL3に対応しています。
オストフィルダン, 2025/10/02
ピルツのIO-Link Safetyシステム向け分散型通信対応IO-Link Safetyマスタ - 現場レベルまで柔軟に対応するオールラウンドプレーヤー
ピルツのIO-Link Safety Masterは、機能安全における安全な通信のためのオプションを加えることによって、従来のIO-Linkマスタの機能を拡張しています。
モジュラ式設備
4つのIO-Link Safetyポート (クラスA) に加え、4つのポート (各ポートはコンフィグレーション可能な安全デジタル入力または出力2点付き) が利用できます。センサとアクチュエータは、必要に応じて同じ接続を「共有」します。そのため、より柔軟な設計と拡張が可能となります。上位の安全コントローラに対する分散型インタフェースとして機能するIO-Link SafetyマスタPDP67は、IO-Link Safetyやフェイルセーフの信号、さらにIO-Linkや一般の信号を処理できます。また、OSSD出力を用いるような従来型の安全センサやアクチュエータも現場レベルで接続できます。そのため、モジュラ式設備のコンセプトを実現することができます。
標準化されたM12プラグイン接続によるプラグアンドプレイにより、配線作業が軽減されます。統合されたウェブサーバを通じて、アプリケーションの設定や試運転が容易に行え、エラーの診断も迅速に行うことができます。これにより、試運転時間が短縮され、現場レベルでのダウンタイムが最小限に抑えられます。その結果、分散型システムの稼動の信頼性と生産性が向上します。
堅牢で信頼性の高いマスタは、ほぼどの場所でも使用可能
堅牢な保護等級IP67またはIP69により、IO-Link SafetyマスタPDP67は機械に直接取り付けて使用できるほか、特に厳しい環境でも使用できます。海抜5000メートルまで、また-30°Cから+70°Cの温度範囲で動作可能です。これにより、産業環境や屋外環境、汚れや霧などの条件下でも信頼性の高い安全性が得られます。センサをIP67のI/Oに接続することで、制御盤への入力配線全体を置き換え、配線作業を軽減し、制御盤内の貴重なスペースを節約します。設備を速やかに稼働させることができます。
ピルツは、現場レベルでの安全な通信のための包括的なIO-Link Safetyシステムを提供します。このシステムソリューションには、マスタに加えてセンサ、現場の機器、互換性のある付属品、コンフィグレーション用ツールが含まれます。