2024年4月22日から26日まで開催されるハノーバーメッセのテーマは持続可能な製造業の発展です。ピルツは安全、セキュリティ、オートメーションの分野において包括的なポートフォリオの提供を通じてこの変化を支援していきます。今回の展示会のみどころの1つは、IO-Link Safetyのマスタを含むピルツのシステムソリューションによる安全接続です。オートメーション企業ピルツは、セキュリティ分野における新しいサービスである産業サイバーセキュリティ・コンサルティングサービス(ISCS)をご紹介します。その焦点は確実かつ持続的に保護される生産です。もう1つの新たな要素は、オートメーションと安全のソリューションを「オールインワン」のパッケージに統合した応用例です。これによってオートメーションと安全間でさらなる一貫性を実現できますハノーバーメッセでは、包括的なオートメーションソリューションの活用によってどのように産業を支援できるかについてご紹介します。
オストフィルダン, 2024/02/29
ピルツ、ハノーバーメッセ2024に出展 (ホール9、D17) – 包括的サポートで「変革の時代の安全とセキュリティ」を推進
ハノーバーメッセの会場では、ドライブアプリケーションのためのピルツの2種類の「オールインワン」パッケージに関する情報を提供いたします。これらのソリューションは汎用性と柔軟性を備え、経済性も考慮されています。中規模の機能範囲の機械向け、さらに複雑な機能範囲の機械向けという2種類のコンフィグレーションでパッケージが用意されています。そのため、ユーザは実際に必要なものを考慮するだけで投資コストを節減できます。いずれのパッケージも、中心となるのはFSoE接続対応の小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2です。ピルツのブースでは、安全オートメーションのエキスパートが実際のアプリケーション例をご紹介します。中規模のアプリケーション例としてコンベヤの制御、さらに複雑なアプリケーション例として複数の同期軸を持つグリッパアームの制御について解説します。
安全な通信を介して変革を支援
現場との安全な通信は変革を成功させるための必須条件です。マスタ、フィールド機器、付属品を完備するIO-Link Safetyシステムを使用して現場のセンサごとに安全なデータ通信を実装する方法、またこれによって可用性、柔軟性の高いオートメーションを実現する方法をご紹介します。ハノーバーメッセのピルツブースでは、ロボティクスが統合され相互接続されたオートメーション設備でのこの包括的なソリューションのメリットを体験していただけます。安全プロトコルSafety over EtherCAT FSoEを組み合わせたオープン通信システムEtherCATによる安全なデータ転送も課題の1つです。安全なデータ転送は、小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2などを伴うFSoE対応ソリューションを使用することで簡単に実装できます。焦点となるのは、安全関連設備構造の柔軟な接続です。
変革を保護するセキュリティ
新しい機械規則に伴い、産業サイバーセキュリティが2027年までに義務化されます。すべてが連携しているオートメーションの世界において、安全とセキュリティは1つの構成単位であり、この変化のプロセスはすでに始まっています。ピルツは、安全(オペレーティングモード選択)とセキュリティ(アクセス許可)を組み合わせるI.A.M.のような適切な製品やサービスの提供によってこのプロセスを支援しています。今回の展示会では、有効化可能なイーサネットポートを備え、セキュリティに使用できる制御ファンクションPIT oe ETHをご紹介します。産業用イーサネットインタフェースとして、この新しいオペレータ押しボタンは電気的に有効化、無効化できます。これによって、権限のある担当者のみが新しいコンフィグレーションなどのためにこのインタフェースを一時的に有効化できます。
保護要件を把握することでセキュリティを保証
ユーザは自分たちがどの程度のセキュリティを必要としているかを把握していなければなりません。そこでピルツはさらなるみどころとして、新しいセキュリティサービスISCSをご紹介します。このサービスは「保護要件分析」、「産業サイバーセキュリティのリスクアセスメント」、「産業サイバーセキュリティのコンセプト」、「産業サイバーセキュリティのシステムインテグレーション」、「産業サイバーセキュリティのシステム検証」というステップを含む総合的な産業サイバーセキュリティサービスであり、個別のセキュリティ要件を決定します。このセキュリティサービスではユーザを支援して、内部・外部からの攻撃に対する不正操作防止を効率的・全面的に実装できるようにします。さらに、ピルツのエキスパートが、産業サイバーセキュリティのTÜV Nord認定資格「CESA - Certified Expert for Security in Automation」についてもご説明します。
環境への配慮が進むノルウェーの総合的なオートメーション
ハノーバーメッセの今年のパートナー国はノルウェーです。ノルウェーでは、最終的なエネルギー消費量のほぼ半分を水力発電から得ています。その目的は、水力発電による電力供給の進展を加速化させることによって、産業界の脱炭素化を促進することです。ピルツではこの変化への取り組みを支援しており、1996年より、ピルツスカンジナビアとしてこの地域に進出し、持続可能な発電の分野においてオートメーションや安全関連の製品やソリューションを提供しています。